Grav.Tree~グラツリ

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私がもう完全ワイヤレスイヤホンは買わないと決めた理由

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こんにちは、すっとんです。

筆者は音楽が好きなので、通勤時は欠かさずイヤホンを使って音楽を聴いています。
 
遡れば20年程前から筆者はこのスタイルを確立しており、初は高校生から今に至るまで様々なイヤホンにお世話になってきました。
20年前、当時は”ワイヤレス”なんてものは存在しませんでしたので、当たり前に有線ケーブルのジャックをウォークマンに挿して使用したものです。
 
時は流れ、現代ではなんともはや再生機器(スマホ、ウォークマンなど)とイヤホンを接続する必要はないばかりか、左右のイヤホンも無線な「完全ワイヤレスイヤホン」が主流になってきています。
 
ここ数年の筆者は、再生機器とイヤホンの間を接続するケーブルを不要にした(左右のイヤホンはケーブルで繋がっている)ワイヤレスイヤホンを愛用していました。
 
そんなとき。
数カ月前でしょうか、筆者が愛読している「ギズモード」というオンライン雑誌の中で何気なく紹介されていた「TAOTRONICS」というメーカーの完全ワイヤレスイヤホンに心奪われ、気付いた時にはAmazonで購入していました。
(その時の記事に、15%OFFクーポンがついていたことは購入動機に大きく関わっています。)
 

 

「TAOTRONICS」の完全ワイヤレスイヤホン

こちらが、筆者が購入して現在進行形で使用している完全ワイヤレスイヤホンです。 
 
 
防水性能が非常に高く、バッテリも長持ち、多くのコーデックに対応していてBluetooth5.0を採用、サウンドドライバーも悪くない。
なによりこの高スペックで¥5,000を切るコストパフォーマンスの良さに驚きです。
 
発売当初は、あまりの人気にAmazon上で一時品切れ状態になるほどでした。
 
実際届いて使用してみた感覚として、耳への装着感も悪くないし充電も長持ち、音が少々低音依りな感はありますが、数カ月使い続けた今ではもはや違和感ゼロです。
加えてイヤホン部にタッチセンサーがついており、わざわざスマホを取り出さずとも音量調整や再生/停止の制御、曲送りができてしまうというね。
 
なにこの至れり尽くせり感!?な製品であることは間違い無しです。
完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデルとしては、十二分に力を発揮してくれる製品だと思います。
 
・・・が!
これはもはやこの製品がどうのこうのではなく、あくまで筆者個人の使い方に完全ワイヤレスイヤホンがマッチしていないだけかもしれませんが。。。
筆者はもう、次に買うイヤホンは”完全”にはしないでしょう。
 

完全ワイヤレスイヤホンは買わないと決めた理由

①よく落とす

完全ワイヤレスイヤホンのマイナスイメージとしてよく聞くのが「片側だけ失くす」というものがあると思いますが、筆者はさすがにまだ失くしたことはありません。
 
が、よく落とします。
 
これは筆者の使い方にも原因があるのかもしれません。
筆者がイヤホンを装着するのは、家を出て少ししてからです。
歩きながらバックをごそごそと探し、イヤホンケースを取り出して装着するのが基本パターンですね。
 
歩きながら、もしくはその場で立ち止まってケースから片側ずつイヤホンを取り出して装着するんですが、まぁ小さいのでよく落とす落とす。
落とさないまでも、落とさない努力が必要な場面が多々あります。
材質的なものもあるかもしれません、ツルツルしていて高級感があるんですが、取り出す際にはそのツルツルが仇になることもあり。
 

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実際に使用しているもの

これ、「そんなのお前が不器用なだけだろ!」と思われるかもしれませんが、そもそも普通のワイヤレスイヤホンの時にはそんなこと考えもしなかった現象です。
 
家で椅子に座りながら装着できる人は問題ないでしょうが、筆者の場合、家族との会話やご近所付き合いの都合上家から少し離れた場所で装着しないと、まわりの音が聞こえないのでダメなんです。

②やっぱり混雑した電車ではブツブツ切れる

これはね、どんなに高級な完全ワイヤレスイヤホンでも仕方のないことだと思います。
完全ワイヤレスイヤホンは、左右のイヤホン同士、あとはスマホなどの再生機器ともBluetoothで通信しています。
つまり、単純に考えて普通のワイヤレスイヤホンより1つ多い合計2つの無線通信の経路があるということです。
 
Bluetoothは2.4GHz帯という電波の領域を使用して通信していますが、この電波領域は他にも非常に多くのものが使用されています。
例えばWiFiなんかも通常2.4GHz帯を使用しますしね。
電子レンジが発する電波も2.4GHz帯です。
エンジニア界隈では、この2.4GHz帯は『電波のゴミ溜め』と揶揄されるほどに、混沌とした帯域なんです。
 
ただでさえBluetooth通信を2箇所で使用しているという状況。
電車などの混雑した状況ではそれこそ2.4GHz帯の電波で溢れかえっていますので、混信による音切れはもはや回避不能です。
(正確には設計上の対策である程度は回避可能ですが、そうすると今度は動画再生時などに著しい再生遅延などが生じます。)
 
筆者が使用した感じでは、電車内で立っている人同士がギリギリぶつからない程度の混み具合で既にブツブツ状態でした。
 
冒頭申し上げた通り、程度の差こそあれこの現象は完全ワイヤレスイヤホンにとって避けては通れない現象だと思います。

③「ちょっと外す」がとても不便

イヤホンで音楽を聴いていると、時々人に話しかけられたり電車のアナウンスを聞いたりと、「音楽止めないけどちょっとイヤホン外したい」シチュエーションが多くあると思います。
 
この「ちょっと外す」という行為が、筆者にとってはとても不便に感じました。
 
普通のワイヤレスイヤホンでは、「ちょっと外す」時に左右で繋がっているケーブルを利用して首にかけた状態に出来ます。
もちろん両手は完全フリーで、イヤホンがどこかに行ってしまう心配もありません。
 
が、完全ワイヤレスイヤホンではそうもいかず、外したイヤホンをそのまま手に持ち続けるか一時的にポケットに入れるかなどをする必要があるんです。
コンビニなどでお会計をする時に「ちょっと外す」をやろうとすると、手に持っていては邪魔ですよね。
かといってポケットにしまうと、(これは製品にもよりますが)タッチセンサーが誤動作してSiriが呼び出されたり音が大きくなったり曲送りされてしまったりと、まぁまぁなプチストレスが発生。
 
こんなストレス、普通のワイヤレスイヤホンを使っていた時は全く感じないことでした。

そんな完全ワイヤレスイヤホンにもメリットが?

色々とデメリットばかりを申し上げてしまいましたが、普通のワイヤレスイヤホンから完全ワイヤレスイヤホンに移行して「これはいい!」と感じたこともあります。
 
一番大きいメリットはやはり、左右が完全に独立していることで首まわりの動きがまったく制限を受けないこと。
 
使ったことのある人はわかると思いますが、普通のワイヤレスイヤホンって意外に結構首まわりの動きに制限がかかるんですよね。
なんというか、ケーブルと襟が少しひっかかった感じになって無理に動かすと片耳外れちゃうとか。
夏場はまだしも、冬場なんかはマフラーをつけたりしますから、余計に制約をうけます。
 
この点、完全ワイヤレスイヤホンでは全く制限を受けないのは言うまでもありません。
初めて装着して外出した時は、その解放感に感動すら覚えたほどです。
もし今現在普通のワイヤレスイヤホンを使っている人がいたら、一度完全ワイヤレスイヤホンを試してみてもらいたいです。

まとめ

本日はちょっとバッドテイストながら、筆者自身が数カ月間完全ワイヤレスイヤホンを使用してみた実感をリアルに書きました。
節々で申し上げている通り、結局は「使い方次第」ですし、人それぞれ許せる部分とそうでない部分があると思うので、上記はあくまで筆者いち個人の感想でしかありません。
 
メリットも十分にあるしね!
 
まぁただ、筆者が次に買うのは普通のワイヤレスイヤホンでしょうけど(笑)
 
では今日はこのへんで!