Grav.Tree~グラツリ

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仕事や勉強に集中するために実践すべき3つの方法

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突然ですが、みなさんは集中力に自信はありますか?
 
社会人であれば仕事、学生であれば勉強など。
それぞれ目的は異なるものの、日本人として生まれた以上は何か1つのことに集中し続けるという能力は必要不可欠です。
 
1日に集中すべき時間は人により異なりますが、例えば仕事であれば概ね8時間、受験生であれば3時間程度は集中した時間が必要なわけです。
 
しかし一方で、この世の中は集中を妨げるイベントで溢れています。
楽しいゲームや漫画、友人知人からのメールやLINE、興味深いテレビなどなど。。。
ただでさえ楽しくない仕事や勉強を前に、大抵の人は為すすべなくスマホ片手にゲームや動画再生に興じてしまうでしょう。
 
ここで改めて皆さんに質問!
1日8時間とは言わずとも、例えば合計3時間!一日に集中して作業しなさいと言われて、出来る自信はありますか?
 
本日は、集中力を持続する手助けとなる方法を3つ、ご紹介していきたいと思います。
 

 

「集中する」とはどんな状態か

そもそも「集中する」とはどんな状態でしょうか。
人間の脳には、主に感情的な要素を司る部位と、論理的な要素を司る部位の2つに大別できます。
特に前者の感情的な要素を司る部位は非常に強力で、人間の行動のほとんどを支配していると言っても過言ではありません。
 
この感情的な要素を司る部位がひとたび「やりたくない!」と思ってしまうともう終わり。
論理的な要素を司る部位がいくら「やらなきゃダメだよ!」と指令を出しても、
めんどくさーい
やりたくなーい
という感情に支配され、
「やらなきゃいけないのに、体が動かない!」
という状況に陥ってしまいます。
 
さて、ここで逆転の発想です。
もし、感情的な要素を司る部位、ここを乗り気にさせたらどうなるでしょう!?
感情的な要素、論理的な要素の向きが完全に一致し、まわりの音が聞こえなくなるほど目の前の物事に没頭することができるのです。
これはいわゆる過度に集中した状態で、「フロー状態」とも言われます。
 
フロー状態は、別名「過集中」とも言われ、とても強力な力を発揮しますがそのぶん脳の疲労も凄まじいものです。
これから紹介する方法は、フロー状態とまではいかずとも、感情的な要素を司る部位が「やりたくない!」というモードに陥らず長時間集中した時間を過ごすことに重きを置いた方法となっています。

集中する方法1 テレビやスマホは電源OFF!

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まずは準備です。
ご紹介するのは、集中と言えば!誰しもが第一に考える「集中を阻害する方法から逃れる」というもの。
例えば、テレビやスマホなどですね。
テレビをつけながら勉強する方って実は結構いて、これは先にご説明した感情的な要素を司る部位の気をそらし、「やりたくない!」と思わせないようにすることで集中する方法です。
これが合う方はそれでも良いんですが、実はほとんどの場合、いつのまにかテレビ見ちゃうんですよ。
基本的には、テレビは消すのが良策です。
 
またスマホについては、可能であれば電源を切って遠ざけてしまうのがベストですね。
時間を測るだけなら、電波OFFモードにすることも可能です。
やはりスマホが手元にあるだけで触りたくなってしまうですし、せっかく集中していても電話やメールなどでプツっと集中が切れてしまうことはよくあります。
どうしても重要な連絡がある場合を除いて、電源を切って手元から遠ざけておきましょう。

集中する方法2 ブラウンノイズを聴く!

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ホワイトノイズやブラウンノイズという音、聴いたことがあるでしょうか。
ひと昔前のテレビで、無効チャンネルに合わせた時に流れる「ザーーー」という音がホワイトノイズです。
 
このホワイトノイズ、一説には集中力を向上させる効果があると言われており、イヤホン等でこの音を聴きながら仕事や勉強を行うととても作業が捗ります。
※音量にはご注意を!
 
さらに筆者的にオススメなのが、ブラウンノイズです。
ブラウンノイズは、上記のホワイトノイズから高周波領域をカットしたものです。
集中力向上に加えてリラックス効果もあると言われ、「やりたくない!」モードになりかけた感情を司る部位を
「まぁまぁ、落ち着け!」
となだめてくれそうな気がして、筆者は基本的にブラウンノイズを愛用しています。
 
ホワイトノイズ、ブラウンノイズ共にインターネット上で無料で入手することができますし、YoutubeやGooglePlayMusicでも配信されています。
例えばコレ↓

www.youtube.com

イヤホンをしながらこのブラウンノイズを聴けば、上記効果に加えて外界の余計な音もシャットアウトしてくれますので集中力は倍増ですね!

集中する方法3 タスクは分解せよ!

レゴ, ビルド, ビルディング ブロック, おもちゃ, 子供, 再生, 子, カラフル, 子供部屋
さて、ここまでくればもう一息です。
最後の敵は自分にあり!ということで、克服すべきは自らの脳そのものです。
先程からしつこいくらいに出てくる「感情的な要素を司る部位」ですが、どんなに外界の対策をしても、ここが折れてしまえばもはや集中も何もありません。
折れないようにするために、どうすれば良いか。
 
結論は1つです。
「やりたくない!」と思わせないことです。
 
そもそもなぜ「やりたくない!」と思ってしまうかというと、答えは簡単です。
 
脳が、目の前のタスクについて「わからない」「難しい」「面倒くさい」と感じてしまうからです。
 
例えば受験生が、「今日は数学の問題集を3ページ進めるぞ!」と目標を立てるとします。
問題集を開いた瞬間、受験生の脳では一体何が起きるか?
それは、
うわっ、思ったより量が多くて大変そうだな・・・
苦手な問題ばっかりでわけわかんない・・・
3ページもやるの、だるっ・・・
という負の感情に支配されてしまうのです。
 
これではもう、集中できるわけがありません。
※これは余談ですが、そもそも勉強において「〇〇ページ進める!」や「〇〇時間勉強する!」という目標ほど無意味なものはありません。
 「わからないをわかるようにする」のが勉強ですので、本質を捉えるべきです。
 
しかし、例えばこうして「やるべきこと」を細かく分けて、出来たものからどんどん潰していく方式にしてみてはどうでしょうか。
  • 目標3ページの中に、何問あるか調査する
  • 最初の問題について、問題文の内容を理解する
  • 試しに解いてみる(解けなくてもよい)
  • 解けても解けなくても、解答を確認して理解する
  • 解けなかった場合は、もう1度解いてみる
  • (ここで疲れたら休憩する)
  • 2問目の問題について、・・・
どうでしょう?
最初の「何問あるか調査する」ぐらい、やってみようかなって思えるようになりませんか?
そして、次の「問題文の内容を理解する」くらいは出来るような気がしてきませんか?
 
一見すると非常にノロマなやり方に見えるかもしれません。
受験生からは「そんな悠長なことしてる暇はない!」って怒られるかもしれませんが、そもそも集中できていない状態でスマホやテレビをダラダラ見ながら解いた1問と、上記のようにしっかりと向き合って解いた一問、果たしてどちらのほうが脳にとって質の良い勉強と言えるでしょうか。
 
脳は絶望するほど「わからない」「難しい」「面倒くさい」から逃げようとする癖がありますので、逃げるくらいならノロマながらに進んだほうが何倍もマシというものなのです。
 
急がば回れ、ですね!

まとめ

如何でしたでしょうか。
本日は、仕事や勉強に集中するために実践すべき3つの方法ということで、外界をシャットアウトし、ブラウンノイズを聴いて、タスクを分解して脳を手玉に取る!方法をご紹介しました。
 
筆者自身、思い起こせば中学生時代からこの集中力という厄介なものと戦ってきたので、上記の方法は非常にオススメなメニューになっています。
 
ぜひお試しあれ!
 
では今日はこのへんで!