Grav.Tree~グラツリ

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楽天証券で金の投資はじめました

GOLD投資

こんにちは、すっとんです。
 
色々と新生活が始まりがちなこの季節、筆者も新たになにかをはじめてみたいと模索しておりました。
そこでこの度筆者、「金(きん)」の投資に手を出してみましたので、あらたな門出ということもありカテゴリ化し、不定期ではありますが更新してまいりたいと思います。
 

 

きっかけ

さてさて、株や投資信託、仮想通貨などいくつかの投資経験がある筆者ですが、金の投資には手を出していませんでした。
 
トラノコ投資はこちら↓

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 冒頭の通り、新しいなにかを始めたいと躍起になっていた筆者、そんな筆者の目に飛び込んできたのが楽天証券からの1通の広告メールです。
 
広告メールなんて、ほとんど目を通さずゴミ箱へGO!が通例だったんですがこの時はなにか違いました。
ずらーっと目を通すと、ようするに
「金、プラチナの投資で楽天ポイントがつくよ!」
 
という内容。
 
金が投資対象になっていることは以前から知っていましたが、今まで全く興味がなかったジャンルです。
へぇ~、楽天証券て金投資もできるんだ~、なんて読み進めてみます。
金について知っていることなんて、「ピカピカ!」くらいなもんなんですが、なぜかこの時の筆者にはビビビ!と来るものがあったんですね。
 
気付いた時には楽天証券にログインし、金の積立投資設定をしていました。

そもそも金の投資ってどんなもの?

そもそも、金の投資ってどんなものでしょう。
正直なところ、筆者もほとんど無知に近いです。
 
ただ1つ知っていることとしては、株などの金融商品と比べて大きな違いとして「そのモノ、そのものに価値がある」ということです。
これがどういう意味を持つかというと、それを知るためには少し整理が必要になります。

株の価値

株の価値を決定づけるのは、当然ながらその株を発行している会社そのものの価値と言っても過言ではありません。
魅力のある会社、価値の高い会社が発行する株であれば、当然ながら株の価値も高まり値段は高騰します。
金融商品として考えなければいけないリスク要因としては、会社の損失や不祥事などによる価値の低減でしょう。
つまり、どんなに良い会社であっても赤字や不祥事のリスクはゼロにはならないという面があります。

金の価値

金をはじめとする実際の物質として存在する金融商品は、先にも述べた通りそのモノ、そのものに価値があります。
もっと言えば、そのモノの希少性であったり人類にとっての有用性に価値を見出しているわけですよね。
 
市場に出回っている全ての金は、一般的には全て山などから発掘された天然のものです。
金自体、人工的に生成する理論や技術がないことはないのですが、圧倒的にコストが割に合わないのが実情です。
(惑星や太陽が生成される際の、超高圧・高エネルギーで生成されるため、実験的に作ることは出来てもそれを生産ラインに乗せるようなことは今のところできない。)
 
そんな天然モノとしてしか存在しない金、人間の装飾品としてはもちろんのこと、工業製品の部品や科学分野でも多く利活用されているため人類にとってなくてはならない物質です。
 
一方で金を金融商品とみなした際の直接的なリスク要因としては、価値の逆、つまり希少性や有用性が損なわれることです。
もう少し詳しく言うと、新技術が発明されて金が低コストで大量生産可能になったとか、GOLDより安価で有用な物質が開発された、とかそんなイメージです。
 
株の価値やリスク要因と比べてどうですか?
「これ、金が下がる可能性ってほぼなくない?」
と思いません?
 
そうなんです、投資家の間でも一般的には金の価値そのものが大幅に下落することはほぼないというのが通説です。
逆を言えば、価値そのものは上がることも下がることもほとんどない、投資家にとっては安定している(けど値動きがほとんどないから買ってもあまり儲からない)金融商品と言えます。

金はどんな時に投資されるのか

乱暴に言ってしまうと買ってもあまり儲からない金。
なぜ金融商品として成り立つのかというと??
 
安定したい時に買うんです。
 
安定したい時っていつ?というと、
簡単に言えば不況です。
バブル崩壊や〇〇ショックと言われる金融不安が続くと、どの株(会社)も先行きが不透明になり投資リスクは高まります。
もっと言えば、円やドルと言った国家通貨でさえ不安視される時代があるんです。
 
そんなとき、金融不安なんて直接的にはほとんど関係のない金の相場は、投資家にとって恰好の投資先となるのです。
 
例えば、1990年代前半に到来したバブル崩壊。
日本の経済成長は急激にストップがかかります。

Goldとの比較

バブル崩壊前後の日本GDP
上のグラフをご覧いただくと分かる通り、バブル崩壊とともにGDPの成長率が急激に低下し、GDPはほぼ横ばいになっています。
 
このときの金の相場です。

Goldの価格推移
バブル崩壊数年後から急激に上昇を開始し、今では3倍近い金額となっているのがわかりますね。
これは勝手な推測ですが、バブル崩壊後も経済的には数年間楽観視するような動向があったのではないでしょうか。
それが、何年たっても日本経済が回復しないことを受けて金の投資に走ったのではないか?と考えます。
 
ちなみに、2008年にはリーマンショックがありました。
この時、1,000円近く下げた後に再度高騰しているようにみえるのは、金を保有していた投資家達がリーマンショックによる損失を補うために金を売却し、損失補填に当てたため一時急落しているものの、リーマンショックによる世界的な経済不安から再度買いが殺到したため価格が上昇しているのではないかとみています。

実際に投資してみた!

さてそんな金ですが、正直言って筆者はそんなことどーでもいいんです!
ただただ「楽しそう!」が動機でございます。
 
ということで能書きはこのくらいにして、実際に金を投資してみました!
冒頭申し上げた通り、筆者は楽天証券ユーザーなので、楽天ポイントが貯まる楽天証券で投資をすれば、それだけで1%ポイント還元でございます。
 
他の証券会社もいくつか口座を持っていますが、正直楽天ポイントがウマ過ぎて最早他の証券会社で取引する気にはなりませんな。
 
楽天証券では、最低価格1,000円から金の投資が可能となっています。
1回投資あたりの手数料は2.7%で、1,000円で購入できるのは実質975円分です。
このあたり、楽天証券の中でも投資信託系では手数料ゼロ円の投資先が多々あるので正直ちょっと損した気分ですが、まぁ仕方ない。
 
毎月25日を積立投資日として、1,000円投資設定していざ確定!!
25日まで待ちます。
 
25日、いざ投資!
朝7時過ぎ、楽天証券からメールが!
おお!これは投資完了メールかな?と思いワクワクしながら開くと・・・。
 
「口座にお金が入っていないため、購入出来ませんでした」
 
とな?
 
はぁぁああぁぁあ!!???
 
給料日だから、入ってないわけないんですけど!!?
とメール本文をよくよく見ると、こんな記述が。
 
「金、プラチナ投資では、楽天銀行からの自動スイープ機能がご利用出来ません」
 
とのこと。
 
これ、楽天証券を使っていない方には全然理解できない言葉だと思いますが、簡単に言えば自動スイープ機能とは、楽天証券口座にお金がない場合、自動で楽天銀行の口座から必要分だけお金を引き落として投資に回してくれる機能のことです。
 
筆者は、この自動スイープ機能を利用することで別プロダクトで楽天ポイントをガツガツ貯めるということをしていたため楽天証券口座には一切お金を入れていませんでした。
 
金投資では自動スイープ機能が使えない。
1つ勉強になりましたです、はい。
 
悔しいので、手動で楽天銀行から1,000円だけ楽天証券口座にうつし、手動で1,000円分購入しましたよ。
 
結果、今回1,000円で購入できたのは「0.20941g」でした。

GOLD投資結果
すくなっ!!
 
まぁそんなもんなんでしょうけどね!
ちなみに、本日の単価はグラムあたり4,656円とのことでした。
 

 

まとめ

全くの未勉強で開始した金投資。
初回から出鼻をくじかれる投資となりましたが、なかなか新鮮なのでしばらく続けてみようと思います。
 
税金のかかり方とかも普通の株式投資とは少し違うようなので、これから少しずつ勉強して記事にしていければと思います。
 
興味を持った方がいましたら、一緒に金投資しましょうぞ!
 
では今日はこのへんで!