Grav.Tree~グラツリ

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自己肯定感を爆上げしてくれる漫画に出会いました

こんにちは、すっとんです。
 
みなさん、「自己肯定感」ってご存知ですか?
 
詳しい説明は後でするとして、ざっくり言えば
”人が前向きに生きるために必要不可欠な考え方、マインドセット”
と筆者は理解しています。
 
この現代社会において、自己肯定感をしっかり持って生きている人が実は少ないのではないかと筆者は思っています。
 
本日は、そんな自己肯定感を爆上げしてくれる漫画に出会いましたので、その紹介をしたいと思います。
 

 

自己肯定感とは?

そもそも自己肯定感とは、
自己肯定感とは自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。
 
そのままの自分を認め受け入れ、自分を尊重し、自己価値を感じて自らの全存在を肯定する「自己肯定感」の感覚は、何ができるか、何を持っているか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態が土台となります。
ということのようです。
 
自己肯定感が高い人は、
  • 自信があり、能動的
  • 周りに振り回されない
  • 感情が安定している
  • 人間関係が良好
などの特徴があり、「自分という存在」をしっかり持ってポジティブな精神状態を常に高く維持できる人です。

自己肯定感が低いと?

もし自己肯定感が低いとどうなるのか。
同じく「日本セルフエスティーム普及協会」によると、自己肯定感が低い人の特徴として以下のようなものが挙げられるそうです。
  • 不安や怖れを持ちやすい
  • 自信がなく、受け身的
  • 他人の評価で自分を判断する
  • 人と比べて落ち込みやすい
ようするに、「他人から見た自分」の評価次第でいとも簡単に崩れてしまうような、非常に不安定な精神状態を持っている人のようです。
 
この自己肯定感、こと日本人は自己肯定感が世界でもトップレベルに低いと言われています。

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日本人の自己肯定感
 
 
まぁ、日本人を取り巻く社会状況などを鑑みれば自己肯定感を高く持てというほうが難しいかもしれません。
 
筆者自身は、以前ご紹介した通り恐妻家です。
 
家で妻に罵られるのなんて日常ですから、何も対策無しには自己肯定感なんて奈落の底に落ちてしまいます。
 
そんな時、何気なく読んだ漫画がこの自己肯定感を爆上げしてくれたのです。

漫画「惑星のさみだれ」

 「惑星のさみだれ」は『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)で2005年6月号から2010年10月号にかけて連載された漫画(単行本全10巻)です。
地球の破壊を目論む敵「アニムス」に対抗し、選抜された12人の騎士が姫を守りながら敵に戦いを挑む超能力系のバトル漫画です。
 
この「惑星のさみだれ」、漫画としても非常にユニークで見どころが多々あるんです。
まずなんといっても基本設定がおもしろい。
 
味方であり12人の騎士に守られる姫が実は最も強い。
しかも、強いだけではなく実は姫自身も影で地球破壊を目論んでいるという衝撃の設定。
 
また、そんな目論見を唯一明かす主人公(12人の騎士の内のひとり)自身は、もともと夢も希望もなく暗い過去に縛られながらただ漠然と生きる人生でしたが、周りの仲間に支えられて少しずつ成長して強くなっていきます。
 
最初はそんな”ふつうじゃない”設定に面食らうことが多く、また細かい説明や描写もあまりないため、悪い言い方をすれば「あまり考えずに書いた雑な設定なのか?」と若干の疑いも入りますが、後半にかけてそんな「雑な設定」に見えたもの1つ1つに全て意味があり、見事に伏線を回収してくれるところも見どころの1つです。
 
1つの漫画として見ても、是非みなさんに読んで頂きたい作品になっています。

「惑星のさみだれ」が自己肯定感を爆上げしてくれる理由

さて、そんな「惑星のさみだれ」。
どこが自己肯定感を爆上げしてくれるのかと申しますと・・・
あまり多くを語るのはネタバレになってしまいますが、特に後半にかけて、主人公やその仲間達のセリフがこれまた他にはない感じでとても良いんです。
 
著作権に関わることなので多くをお見せすることはできませんが、例えば8巻のとあるページ。
主人公は、敵を打破するヒントを得るため師匠と夢の中で対決します。
そんな対決シーンで師匠が放った一連の言葉。
 
「天才とは!」
「無限の肯定!!」
「”ラッキーパンチを千回決めるすげーおれ”の直感(ひらめき)を!!」
「ありえねーと否定せず それもアリだと千回肯定する者!!」
「直感を肯定する内 神業(ラッキーパンチ)を千回実現するすげーおれ!!」
「それが天才!!」
「技なんかオマケ!!」
「おれすげーの瞬間を!!すげーおれの存在を!!」
「肯定し肯定し肯定に肯定をかぶせろ!!」

 

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8巻のとあるページの1コマ
どう思いますか?
バカにせずしっかり受け止めて考えてみると、すごくないですか?
ラッキーパンチを千回決める自分を直感し、それをさらに千回肯定し、実際に千回実現するんです。
こんな感覚、持ってみたいと思いません??
 
これはもう、モロに自己肯定感のことを言ってますよね。
 
これ以外にも、随所に自己肯定感を高くもつための心理や体現方法をキャラクターのセリフとして言い放っています。
(特に、物語の後半にかけて多くなってきます)
 
正直言って筆者は漫画作家さんをあまり詳しくないので、この「惑星のさみだれ」を書いた水上悟志さんという方は存じ上げませんでした。
が、おそらく(完全に筆者の推測ですが)自己肯定感や心理学について、相当勉強されたのではないかと思っています。
 

 

まとめ

本日は、漫画「惑星のさみだれ」を通して自己肯定感を爆上げしてしまった筆者の体験談をご紹介しました。
この自己肯定感、一度思考をポジティブな面にシフトさせると、本当に世界が変わります。
「世界が輝いて見える」し、「全ての人が自分の味方」に思えてくる感覚です。
 
今回ご紹介した「惑星のさみだれ」も、実際何度も読み返してしまうほどおもしろい漫画ですので、是非読んで頂きたい作品です。
興味がある方は是非!
 
おすすめですよ!
 
では今日はこのへんで!