Grav.Tree~グラツリ

生粋のライフハッカー・すっとんが、あなたの日常をちょっと良くする方法伝授します

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楽天が2019年度中にドローンで配達を始めるそうですが、本当に出来るの?

こんにちは、すっとんです。
 
昨日ドローンに関する記事を上げたばかりのすっとんに、タイムリーなニュースが飛び込んできました。
日経新聞の速報です。
世界的にドローンでの配達実験をしているのはなんとなく知っていましたが。
日本で、しかも楽天が、というのは知りませんでした。
 
しかも実証事業の場所は埼玉県秩父市!
すっとん家の実家から比較的近い(笑)
 
しかし、どうもドローンでの配達ってあまり流行らない気がするのはすっとんだけでしょうか?
その理由を考えてみました。

ドローン配達がイマイチ流行らなさそうな理由

理由その① 墜落や荷物破損などのリスクが多そう

配達に使用するくらいのドローンですから、きっとしっかりしたモノなんでしょうけど。
どうもこう、あまり信用に欠ける気がします。
ちょっとした強風や不意の障害物、鳥との衝突などで簡単に墜落してしまいそうですし、荷物落としそう。
 
墜落したら当然荷物はダメになってしまいますし、墜落先に人がいたら大けがは免れませんよね。
民家に墜落しても、屋根が壊れてしまいそうです。

理由その② イタズラされそう

確実に(?)、エアガン等の的にされそうな気がします(笑)
子どものイタズラはまだかわいいものですが(それでもダメですが)、悪意を持った大人がイタズラをすれば撃墜や捕獲はたやすいでしょう。
いずれにしても、荷物が無事には済みそうもありません。

理由③ きちんと配達してくれるのか不安

ドローンで配達するということは、最終的には全自動化されることが目標でしょう。
現に記事でも、人が操作するのは目的地を設定するのみ。
あとは全自動で飛行ルートの選定から着陸までやってのけるそうですよ。
 
昨今GPS用の衛星がたくさん打ち上がったおかげで誤差がだいぶ少なくなってはいるものの、それでもどこまで正確と言えるんでしょうか。
着陸地点から1mずれればそこは屋根の上~なんてこともあり得ますし、うっかり水を張ったバケツの中に着陸してしまうかも?
最終着陸地点は操縦者の目視、もしくは映像解析からの自動認識みたいになるとは思いますがどうなんでしょうか。

理由④ 不在だったらどうするの?

昨今、配達時に受取主が不在なんてことはザラです。
受取主が不在だった場合、どうするんでしょうか?
 
きっと運用でカバーなんでしょう。
受取主が庭先で今か今かと待ってるんでしょうね。

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ドローン配達、是非成功してもらいたい

偉そうに色々お話してしまいましたが、すっとんは個人的にドローン配達には是非成功してもらいたいと思っています。
ただでさえ物流が厳しい世の中ですので、自動化するのは当然の帰結です。
トラックを自動運転化するという研究もされているそうですが、適材適所と言いますか、ドローンにしかできない運搬方法があると思っています。
 
2019年度から開始予定のドローン配達は、過疎地域に絞られているようです。
これはもちろん、前述したリスクを避けて万が一の事故でも被害が少なくなるようにとのことだと思います。
しかしながら、そうでなくとも過疎地域に対する運搬は物流業界にとっても費用対効果的にマイナスのはずですので、ドローンによる運搬が成功すればそのメリットは計り知れないでしょう。
 
だからこそ、重大な事故が起きて計画がとん挫してしまわないよう慎重に進めてもらいたいと思う次第です。

まとめ

ドローンによる配達がついに日本でも実現しそう!ということでワクワクしながらも辛口めな物言いとなってしまいました。
しかし、すっとんは本当に応援しています。
 
昨今の日本はリスクに対して過剰反応気味な気がしています。
もちろん!もちろん、事故は絶対にあってはならないのは当然のことですが、ハイリスク&ハイリターンではなくローリスク&ハイリターンな方法があればなぁと常々思う次第です。
 
主旨は全く違いますが、ソフトウェアの世界でメジャーなサンドボックスという考え方はその1つの解だと思っています。
 
では今日はこのへんで!