Grav.Tree~グラツリ

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頭の整理に最適!マインドマップの書き方とは

FreeMindを使ったマインドマップの書き方

日々多くのことを当たり前のようにやりくりしなければならないこのご時世、1つのことに関してじっくり考えたいとき、みなさんはどうしていますか?

 

筆者の場合、マインドマップを書くことにしています。

 

本日は、マインドマップと呼ばれる思考整理術と、それを行う上で非常に便利なFreeMindというソフトのご紹介をしていきたいと思います。

 

マインドマップとは

マインドマップ

ここでは細かい定義などに関する紹介は省略しますが、非常にざっくりした言い方をすると、

「頭の中のものを全部紙に書き写して整理する」

というのが一番イメージに近いと思います。

 

しかも、ただ書き写すだけでははありません。
言葉と言葉を関連付けたり、
色を塗ってみたり、
絵を書いてみたり。
思い思いの創作を施して思考を可視化することで、自分が悩んでいることや楽しいと思うこと、解決したいことを整理する方法です。

 

このマインドマップ、上記のように頭の中をごっそり書き写すことももちろんできますが、後述するブレインストーミングとの相性が抜群であるため「1つのこと」に関してじっくりと考え方を整理するのにも役立ちます。

 

ブレインストーミング

ブレインストーミング(以下、ブレスト)とは、とあるお題に関して連想される言葉をひたすら書き出すというものです。
正式なルールとしては、お題に対して60秒のうちに連想される言葉を書き出してみて、いくつ言葉が書き出せたかによりそのお題である「言葉」の理解力をはかったりするのに使われます。

例えば、「桜」というお題があったとしましょう。
筆者が「桜」に関して連想する言葉は、

  • ピンク
  • 学生
  • 毛虫
  • 葉桜
  • 学校

こんな感じです。

なんとなくイメージできますか?
これをマインドマップで書くと、こんな感じになります。

 

f:id:sutton5537:20181116220004p:plain

最近では、このブレストのルールを少し改変して時間ルールを撤廃し、これまた頭の中を整理する方法としてよく用いられるようになっています。
筆者が勤めている会社でもそうですが、企画や開発関連の会社・部署では、数人のチームで1つのお題(製品)に対してブレストを実施することで理解を深めたり、新たなアイディア出しをしたりすることにも利用されています。

FreeMind

マインドマップにしてもブレストにしても、その起源は紙に手書きでどんどん書いていくというものです。
チームで行うのであれば、ホワイトボードにわさわさ書いていくとかっこいいかも?

でも1つ難点なのは、消したり移動したりが非常にめんどくさい。

 

マインドマップを書いているとありがちなんですが、

「この言葉、実はそっちの言葉との関連が強そうだな、移動させたいな」

なんてことが往々にして出てくるのです。

 

こういったことが得意なのは、やはりパソコンですよね。

そこで登場するのが、FreeMindです。

FreeMind

FreeMindとは、マインドマップが書ける無料のパソコン(Windows、Mac)用ソフトです。


それほど高機能なわけではありませんが、動作が軽量かつ必要十分な機能が備わっており、おまけに無料!

ということで、筆者は個人でブレストを行う際にもチームで行う際にもこのFreeMindを愛用しています。
※筆者はMacもWindowsも持っているのですが、仕事用はWindowsなのです。ということで、ここでは基本的にWindowsでの説明をさせていただきますが、Macでもほぼ操作感は同じかと思います!

 

インストール

インストールは、窓の杜公式ページ(英語)からダウンロード&インストールしましょう。
それほど難しくないので、細かい手順は省略しますよ!

 

基本操作

インストール後、FreeMindを起動するとこんな画面が表示されます。

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真ん中に「新規マインドマップ」とありますね。
ここが”ルートノード”と言われる場所で、ブレストで言うところのお題にあたる言葉です。
今回試しに、このブログでブレスト&思考整理をやってみましょう!
さて、ルートノードを「FreeMindでマインドマップ!というブログを書く」にしてみました。

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次に行うのは、このお題から連想される言葉のブレストです。

ルートノードを右クリックして「新規子ノード」を選択すると、ぴょこっと1つ、新たに文字を入力できるものが出現します。
これが、ルートノードに対する”子ノード”というものです。


基本的にマインドマップでは、とあるノードに対してその元を親、先を子、上を兄、下を弟と呼びます。


このようにして、ブレストで思うままにどんどんノードを追加して言葉を書いていくことにより、マインドマップを作っていきます。

 

ショートカットキー

でもさ、
これ、いちいち右クリックして選択しないと子ノード作れないの?

という声が聞こえてきそうです。

ご安心ください、FreeMindの真髄はショートカットキーにあります。

ひとまずこれだけ覚えていただければ、マウスを触らずキーボードだけでブレストを行うことができます。

  • 子ノード作成・・・Insertキー
  • 弟ノード作成・・・Enterキー
  • ノード移動・・・十字キー
  • ノード編集・・・F2キー
  • ノード切取り・・・Ctrl + X
  • ノードコピー・・・Ctrl + C
  • ノードペースト・・・Ctrl + V

後半は一般的にも知られているショートカットキーですので、なじみのある方も多いと思います。

少し慣れは必要ですが、練習すればストレスレスにブレストを行うことができます!

 

マインドマップの整理

さて、ブレストでこのブログに関する文字がひととおり出せました。

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なんとなく見出しくらいの単語は揃ってそうですが、粒度も場所もぐちゃぐちゃです。

でもブレストですから、ひとまずこれでOK!


次は整理です。
整理は基本的にマウスで行います。
例えば「FreeMindの使い方」という単語は「FreeMind」ノードの下にいたほうがよさそうです。

「FreeMindの使い方」ノードを移動させたいときは、マウスでノードをつかみ、移動させたい場所にドロップ!
このとき、移動先のノードに影ができます。

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上に影ができる位置にドロップすると兄ノードに、下は弟ノード、先は子ノードといったふうに、ドロップしたい先を影で確認してからドロップすることで移動したい場所に簡単に移動させることができます。

こうして整理した結果がこちら。

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マインドマップのカスタマイズ

今までで、基本的な整理は完了したので人によってはここで終了という方もいるでしょう。
しかし、FreeMindはこれだけではありません。
ノードの色、線の太さや色、アイコンの追加など、様々なことを行うことができます。
試しにやってみました。

 

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ちょっと色々やりすぎて、逆に見づらい笑
筆者もここまではさすがにやりませんが、ノードの線に色付けをするくらいはよくやりますよ!
チームでマインドマップを作ったり、はたまたプレゼン資料として作る場合にはいろいろ装飾を施すのも良いでしょう。

まとめ

以上です!
本日はFreeMindでマインドマップを作る方法について、ご紹介しました。
実際問題、普段あまりパソコンに触らない方は慣れるまで紙で書いたほうが良いかもしれません。

 

でもひとたび慣れてしまえば、もう手放せないツールになりますよ!
是非お試しくださいませ。

 

では今日はこのへんで!