Grav.Tree~グラツリ

生粋のライフハッカー・すっとんが、あなたの日常をちょっと良くする方法伝授します

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やる気はあるのに体が動かない!~その原因と対策とは

 

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こんにちは、すっとんです。

 

本日から3部作でお届けしたい、やる気だしていこう!シリーズ第一弾です。

 

皆様、日々お仕事や家事、育児、その他諸々あらゆるタスクに追われていませんか?
お疲れでしょう。

 
そんな中、こんな体験をしたことがある方いませんか?

 

あれもしなきゃ、これもしなきゃ!

やることいっぱい!

 ・・・あれれ、でもなんで!?   

こんなにやる気はあるのに、

全然体が動かない・・・・・ 

やる気はあるのに!

やることいっぱいあるのにー!

 

こんな状態にあるとき、

あなたの頭は偏桃体にハイジャックされているかもしれません。

 

偏桃体とは?

非常にざっくりと説明をすると、偏桃体とは脳の中で感情的な要素、特に恐怖や怒りなどネガティブな感情のコントロールをメインで担当している部位です。

 

この部位、進化の過程で非常に古くから存在する部位と言われており、それ故、人はしばしばこの偏桃体の影響を色濃く受けます。

 

考えてみると、恐怖や怒りという感情は人間の生命に直接関わる感情ですから、影響を受けやすいというのは当たり前かもしれません。

偏桃体ハイジャックとは?

やりたい(やらなければならない)ことがたくさんあるのに、なぜかやる気がまったく起きず体が全然動かない。

 

そんなときあなたの頭の中では、偏桃体が脳をハイジャックしてしまっているかもしれません。

前述した通り、偏桃体は人の感情的な要素を司る部位です。

 

あなたの目の前に”やらなければならないこと”がでてくると、偏桃体はそれをネガティブなものとして捉え、恐怖や怒りが混ざり合ったネガティブな感情を作り出します。

 

しかし、”やらなければならないこと”が1つや2つであればそう大したことではありません。

 

ちょっとめんどくさいなーと思いつつも、これさえ終わらせられればビール?TV?せんべい?という至福なひとときがあなたを待っているからです。

 

ですが、もしもこの”やらなければならないこと”が積み重なってきたらどうでしょうか。

 

偏桃体はどんどん、どんどん、ネガティブな感情を作り出していきます。

 

ここでポイントなのが、偏桃体は「古くから存在する部位」であるということです。


つまり、偏桃体は脳の中枢に深く繋がり、中枢に対して大きな影響を及ぼすことができるということです。

脳の司令部と言われる前頭葉もその1つですし、記憶の中枢である大脳新皮質もそう。

 

偏桃体によりネガティブ信号がビカビカ出ている脳の中では、そのネガティブ感情に起因する記憶が鮮明に蘇ります。
(やることに追われてしんどかった記憶の想起)

 

ネガティブ記憶が想起された脳は、やがてそのネガティブなことから逃れようとする行動を始めます。
(”やらなければならないこと”からの逃走、つまり行動の抑制)

 

もうおわかりでしょうか。

 

”やらなければならないこと”を積み重ねてそれに追われてしまうと、
ネガティブな感情を種火にしてネガティブな記憶が次々に湧きあがり、
逃れようとする行動、つまり「何もしない」という行動をとり始める。

 

そして最終的には行動が完全に抑制され、「やる気の出ない」状態になってしまうのです。

偏桃体ハイジャックになってしまったときは?

さて、そんな偏桃体ハイジャックですが、実はわりと日常的に起きてしまうものです。
何とか対策したいですよね!
対策しましょう!

対策① 瞑想する

瞑想する、と言っても大したことはありません。

ようは一度どっしり構え、心身ともに落ち着きましょう、ということです。

筆者が不覚にもハイジャックされてしまった場合は、
目を閉じて海の中にいる自分を想像し、海底で巻き上がっている砂が1粒1粒落ちていく様子を想像します。

 

大体1~2分程度でもかなり効果ありです。

やるとやらないでは、全然ちがいますよ!

対策② ”やらなければならないこと”のタスクを簡単なタスクに分解する

例えば「洗濯する」というタスクを考えましょう。

考えるだけで面倒になってきますね・・・(既にハイジャックが始まりかけている)

 

やりたくないよ!!

 

しかしよくよく考えると、洗濯と一口に言っても
 ・洗濯物の仕分け(色合い別にするなど)
 ・洗濯機への投入
 ・洗濯物干し
 ・洗濯物を畳む
の4タスクに分けることができます。


では、


「洗濯する」ではなく、

「洗濯物の仕分け」だけやろう!


と考えたらどうでしょう?


「洗濯物の仕分け」だけでいいんです。

どうです?

ほんの少し、ほんのちょっと、気楽になりませんか?


偏桃体ハイジャックから解消された瞬間です。

 

ひとたびタスクに着手さえしてしまえば、あとはイキオイで出来てしまうものです。
「まずはこれだけでいい!」という思いが大切です。

まとめ

以上です。
第一弾は、やる気がでない原因である偏桃体ハイジャックについてご紹介しました。

次回第二弾は、対策②の方法をよりしっかりと理論として確立させた方法がありますので、それをご紹介してまいりたいと思います。
(実は対策①もちゃんとしたのがあるんですが、筆者が実践できていないので・・・)


では今日はこのへんで!